正直に言います。わたし、かなりの掃除好きです。子どもが散らかすそばから拾い歩いて、気づいたら1日に何度も床を掃除している、そんなタイプ。でも、2人の子どもを育てながらフルタイムで働いていると、さすがに毎日丁寧に掃除機をかける余裕なんてなくて。「今日もできなかった……」ってモヤモヤしながら寝る日が続いていたんです。
そんなときに出会ったのが、DEEBOT N20 PRO PLUSでした。「ロボット掃除機ってどうせ大したことないんでしょ」と半信半疑で使い始めたのが3ヶ月前。今は毎朝の「行ってきます!」とともに動き出すこのコ(うちでは「デーくん」と呼んでいます)なしの生活が、もう想像できません。
この記事では、掃除好きの子育て主婦目線で、DEEBOT N20 PRO PLUSの本音レビューをお届けします。いいところも、ちょっと困ったことも、全部正直に話しますね。
- 【結論】これ、忙しいママに絶対おすすめしたいやつです
- 価格のことを先に話しておきます。買うなら絶対セールを狙って!
- スペックを「ママ向け」に翻訳してみます
- 開封から設置まで。「最初が肝心」を痛感した話
- 実際の吸引力はどう?子育てリアル環境で試してみました
- 水拭き機能、正直ナメてました。ごめんなさい
- 「賢いな、このコ」と思った瞬間。マッピングのすごさ
- アプリの使いやすさ。スマホが得意じゃないお義母さんでも使えました
- ゴミ捨てが自動になるって、こんなに幸せなことだったんですね
- 3ヶ月使ってわかった、ロボット掃除機が変えてくれる「暮らしの空気感」
- こんなお家には相性バツグン!間取り・環境別に見てみます
- こんな失敗をしました。同じ轍を踏まないでほしいので正直に話します
- お手入れはどのくらいかかる?ズボラ主婦の正直レポート
- 他のモデルと比べてどうなの?同シリーズ・他社との違いを整理します
- 買う前にこれだけ確認しておいて。後悔しないためのチェックリスト
- 最後に。掃除好き主婦が本音で伝えたいこと
【結論】これ、忙しいママに絶対おすすめしたいやつです
先に結論を言ってしまうと、「子育て中のご家庭にこそ使ってほしい一台」です。完璧な性能かというと、正直100点満点ではないです。でも、育児と家事の合間にバタバタしながら「床が汚れてるのに掃除できない!」という罪悪感を抱えているママやパパにとって、このロボット掃除機がもたらしてくれる精神的なゆとりは、本当に大きい。
特に我が家がよかったと感じているのは3点です。まずは吸引力がちゃんとあること。子どもって信じられないくらい細かいゴミを床に落としますよね。クッキーのかけら、砂、消しゴムのカス……。そういうものをきちんと吸い取ってくれます。次に、ゴミ捨てが自動なこと。掃除が終わるたびにダストボックスを空にしなくていいという感動は、使ってみないとなかなかわかってもらえないんですが、これが本当にラク。最後に、水拭きまで一緒にやってくれること。子どもの食べこぼしや足跡で床ってどうしてもベタベタするんですけど、それまでケアしてくれるのが助かっています。
もちろん、「これは向いてないな」という環境もあります。うちみたいに子どものおもちゃがあちこちに転がっているご家庭は(笑)、事前の片付けが必要です。あと、黒い家具の多いお部屋や、コードが床をはい回っているような環境だと、ちょっと工夫が必要。でも、ちゃんと準備してあげれば、本当によく働いてくれます。
価格のことを先に話しておきます。買うなら絶対セールを狙って!
定価は約7万円です。うん、正直ちょっと高いと思いました。家電が大好きなわたしでも、7万円の掃除機を即決するのはさすがにためらいます。
でも!ブラックフライデーや年末年始、Amazonのプライムデーなどの大型セールで3万円台になることがあるんです。わたしはそのタイミングで購入しました。3万円台であれば、吸引・水拭き両対応のロボット掃除機に自動集塵ステーションまでついてくることを考えると、コスパとしてはかなり優秀だと思います。
定価に近い金額で買うなら、正直同じ価格帯で比較できるモデルもあるので、一度他の選択肢も見てみることをおすすめします。でもセール時なら、「これは買い!」と自信を持って言えます。欲しいと思ったら価格推移をこまめにチェックして、セールのタイミングをしっかり狙ってみてください。
スペックを「ママ向け」に翻訳してみます
家電オタクのわたしはスペック表を見ればある程度わかるんですが、「数字を見てもピンとこない」という方も多いと思うので、育児中の目線で翻訳してみますね。
まず吸引力は最大8000Pa。「パスカルって何?」ってなりますよね。簡単に言うと、フローリングのホコリや子どもが持ち込む砂、細かいゴミをしっかり吸い取れる十分すぎるパワーがある、ということです。毎日使っていてパワー不足を感じたことは一度もないです。バッテリーは大容量で、最大550平方メートルまでカバーできる設計。うちは3LDKですが、一度の清掃でほぼ全部屋を回ってくれます。途中でバッテリー切れになって中途半端な状態で止まる、みたいなストレスはほぼありません。
段差の乗り越えは20mmまで対応しています。うちはリビングとダイニングの間に薄いラグを敷いているんですが、そのくらいの段差なら普通にスルーして進んでいきます。気になる場合は事前に測っておくと安心です。
ゴミ回収の仕組みはサイクロン式で、紙パックが不要です。これ、地味にうれしいポイントで、「また紙パック買い忘れた!」という事態が起きないのが快適です。消耗品の補充を気にしなくていい、というのは育児中の忙しい時期に本当にありがたい設計です。
ブラシはZeroTangleという絡まり防止の構造になっています。子どもがいると床に長い髪の毛って本当によく落ちるんですよね。それがブラシに絡まって毎回ハサミで切り取る、みたいな手間が以前のロボット掃除機ではあったんですが、これはかなりマシになりました。あと水拭きのモップはOZMO Pro 2.0といって、振動しながら汚れをこすり取る仕組み。ただ濡れ雑巾を引きずるだけの水拭きとは全然違います。
開封から設置まで。「最初が肝心」を痛感した話
届いた箱を開けたとき、最初に思ったのは「本体、思ったよりコンパクトだな」でした。ソファの下やテレビ台の下にもスルッと入れる高さで、「ここって普段全然掃除できてないな」という場所まで入り込んでくれるのが見た目でわかります。ステーションはそこそこ存在感がありますが、壁際に置けばインテリアの邪魔になる感じはないです。
設置で一番気をつけてほしいのが、ステーションの前方スペースです。ロボットが真っ直ぐ出入りできるように、前方に50センチ〜1メートルくらいの空きが必要です。壁や家具にぴったりくっつけてしまうと、帰還するたびにぐるぐる向きを変える動作が増えてしまいます。うちは最初それをやってしまって、「なんかスムーズじゃないな」と思っていたら設置場所の問題でした。前方を開けてあげるだけで全然違います。
それから、初回の起動前に床をきちんと片付けることが本当に大事です。充電ケーブル、子どものおもちゃ、脱ぎっぱなしのスリッパ……とにかく床に置いてあるものをすべて片付けてから最初のマッピングをさせてあげてください。最初にきれいな状態で部屋を覚えさせることで、その後の清掃ルートがぐっと安定します。「初日だけは頑張って片付ける」これだけで長く快適に使えるかどうかが決まるといっても過言ではないです。
あともうひとつ、Wi-Fiは2.4GHz帯に対応していることを事前に確認してください。最近のルーターは2.4GHzと5GHzを混在させているものが多いですが、このロボットは2.4GHzにしか対応していないので、接続前にスマホを2.4GHz帯のSSIDに手動で切り替えておくとスムーズです。ここでつまずく方が多いので、先に確認しておいてほしいです。
実際の吸引力はどう?子育てリアル環境で試してみました
我が家の床というのは、正直かなり過酷な環境です。保育園から持ち帰る砂、お菓子のかけら、クレヨンの削りかす、毎日ペットの毛……。そんな環境でデーくんがどのくらい働いてくれるか、3ヶ月間しっかり見てきました。
結論から言うと、フローリングの掃除に関しては十分すぎるほど頼もしいです。標準モードで毎日動かしていますが、裸足で歩いたときの床の感触が前と全然違います。ザラザラしていたのがサラッとした感触になる、あの変化がちゃんとあります。砂ぼこりも髪の毛も、しっかり拾ってくれています。
吸引モードは4段階で切り替えられます。静音・標準・強・最強の4つです。子どもがお昼寝しているときは静音モードにしておけば気になりません。週末にしっかり掃除したいときは強モードにすると音は増しますが、仕上がりが違います。普段は標準モードで十分なのですが、こういう使い分けができるのが気に入っています。
ブラシの絡まりについては、以前使っていたロボット掃除機では「また絡まってる!」とため息をつきながら毎週ハサミでチョキチョキするのが日課でした。ZeroTangle構造になってからは、その頻度が明らかに減りました。10回使って一度も絡まりがなかった週もありましたし、少し絡まっていても指でひっぱれば取れる程度の絡まり方です。これは掃除好き主婦としてかなり評価しています。
唯一正直に言っておくと、部屋の隅っこは完璧には取りきれないです。丸いボディの限界というか、四角い部屋の角にぴったりフィットすることはどうしても難しい。でも部屋全体の8〜9割はしっかりきれいになるので、隅だけ週一で手拭きする、という使い方にすればほとんどの場面でOKです。ロボットに全部任せようとするより、得意なところを任せて苦手なところを補う、という気持ちで使うとストレスがないです。
水拭き機能、正直ナメてました。ごめんなさい
最初は「水拭き機能なんて、おまけでしょ」と思っていました。どうせ濡れ雑巾を引きずるだけでしょ、って。でも使ってみたら全然違いました。これは本当に、先入観を持たずに使ってみてほしいです。
振動モップというのがポイントで、毎分600回という細かい振動をしながら床をこすり取るような動きをするんです。子どもの食べこぼしで床がどうしてもベタベタするダイニング周りや、キッチン前の油ぎった感じが残るエリアが、水拭きモードを使うと素足で踏んだときの感触が全然違います。「あ、ちゃんと拭けてる」と実感できます。
毎日吸引だけでもきれいなのに、週末に水拭きも加えると部屋全体がリセットされた感じになります。特にフローリングのツヤが戻ってくるのが見た目にわかって、それがテンション上がるんですよね。掃除好き主婦、こういうところに喜びを感じてしまいます。
水量は3段階で調整できます。アプリ上でスライダーを動かすだけなのでとても簡単です。通常は中くらいで十分なのですが、キッチン周りでしっかり拭きたいときは多めに、乾燥しやすい時期や繊細なフローリングのときは少なめに、という使い分けができます。最初の数回はいろんな設定を試してみて、自分の家に合った水量を見つけてみてください。
カーペットへの水拭きについては、モップをつけているときは自動でカーペットを避けようとしてくれます。だいたいは避けてくれるのですが、薄いラグや暗い色のカーペットは反応が弱いこともあるので、大切なラグがある場所はアプリで侵入禁止エリアに設定しておく方が確実です。拭き跡についても、普通に生活している範囲では全く気にならないです。
「賢いな、このコ」と思った瞬間。マッピングのすごさ
初めてマッピングを見たとき、思っていたより全然スムーズで驚きました。9畳くらいの部屋なら1分かからずに全体の形を把握してしまうんです。壁にガンガンぶつかりながら少しずつ学習するタイプかな、と思っていたのですが、全然違います。センサーで空間を読み取りながらスーッと走行していく様子を見ていると、「ちゃんとわかってる!」という安心感があります。
マッピング後は部屋を区画ごとに分けて順番に掃除していくルートを取ります。ランダムにうろうろするんじゃなくて、「次はここ、次はあそこ」と整然と動いているのがわかります。子どもと一緒に動きを観察しているのも楽しくて、「今リビングが終わったね、次は廊下だよ」と教えてあげながら見るのが日課になっています(笑)。
ひとつだけ正直に言っておくと、マップ上の位置表示には20センチ前後の誤差が出ることがあります。アプリでロボットの位置をリアルタイムで追いかけていると、実際の位置と少しズレて表示されることがあります。実用上は問題ないですが、侵入禁止エリアをきっちり設定したい場合は、少し広めに囲っておくのがコツです。「絶対入ってほしくない場所の周りを一回り大きく囲う」これだけで誤差の影響をほぼ感じなくなります。
黒い家具や細い脚の椅子は少し苦手で、軽くぶつかることがあります。激突というよりはゆっくり触れて向きを変えるという動きなので大事には至りませんが、お気に入りの家具がある場所は侵入禁止エリアに設定しておくと安心です。あとコード類は床に出しっぱなしにしていると巻き込むことがあります。うちはテレビ周りのコードをケーブルボックスにまとめてから、そういったトラブルがほぼなくなりました。
アプリの使いやすさ。スマホが得意じゃないお義母さんでも使えました
ECOVACS HOMEというアプリで操作します。設定の流れはアプリの案内通りに進めるだけなので、スマートフォンを普通に使えれば特別な知識は必要ありません。本体から音声ガイダンスが流れるので、画面と声の両方で確認しながら進められます。
唯一の注意点がWi-Fiの接続です。2.4GHz帯にしか対応していないので、5GHzに接続したままだとうまくいかないことがあります。「設定できない!」とつまずく方の多くがここで躓いているので、先にスマホのWi-Fiを2.4GHz帯に切り替えてから始めてみてください。それさえクリアすればあとはスムーズです。
設定が終わってしまえば日常の操作はとても直感的です。清掃のスタートや一時停止、帰還の指示などは画面の見やすい場所に配置されています。マップ上でエリアを指定して「今日はリビングだけ」という掃除もできますし、「キッチンと廊下だけ先にやって」という細かい指示も可能です。これ、けっこう便利なんですよね。子どもが昼寝しているときに寝室エリアだけ除外して掃除させる、なんてこともできます。
侵入禁止エリアの設定は最初にしっかりやっておくのがおすすめです。マップ上で指でなぞるだけで設定できるので操作自体は簡単です。脚の多いダイニングの椅子周り、コードが集中するテレビ周辺などを最初にまとめて設定しておくと、その後のトラブルがぐっと減ります。一度設定してしまえばずっと有効なので、最初だけ少し丁寧にやっておく価値は十分にあります。
スケジュール設定が個人的に一番気に入っている機能です。「毎朝8時半にスタート」と設定しておくだけで、子どもを保育園に送り出したあとに自動で掃除が始まります。帰宅したら床がきれいになっている、この毎日の積み重ねが本当に気持ちいいです。急な来客が入ったときも、外出先からアプリで「今すぐスタート!」ができるので、帰宅前に掃除を済ませておくなんてことも可能です。フィルターやブラシのお手入れ時期も通知で教えてくれるので、「言われたとおりにやるだけ」でメンテナンスをサボらずに済んでいます。
ゴミ捨てが自動になるって、こんなに幸せなことだったんですね
これ、使う前は「ゴミ捨てなんて大した手間じゃないし」と思っていました。でも実際に自動集塵ステーションで自動になってみると、「あ、こんなにストレスがなくなるんだ」と気づきました。ロボットが掃除を終えてステーションに戻ると、ステーション側が自動でロボットのゴミを吸い上げてくれます。毎回ダストボックスを空にする必要がない。これがどれほどラクかというのは、実際に体験してみてはじめてわかります。
ゴミ捨ての頻度は3人家族で毎日清掃して、2週間に一度くらいです。コンテナが半透明なのでゴミのたまり具合を目視で確認できて「そろそろかな」というタイミングがわかりやすいのも便利です。
ゴミを自動で吸い上げるときに数秒間だけ掃除機みたいな音がします。最初は「うわっ!」と驚くくらいの音がするのですが、実際には5秒もかからずに終わります。慣れてしまうと全く気にならなくなりました。夜中に帰還させると音が気になる可能性があるので、スケジュール設定で昼間に清掃が終わるよう設定しておくのがおすすめです。
紙パックが不要なので、維持費がほとんどかかりません。以前使っていたロボット掃除機は紙パック代が毎月かかっていたので、ランニングコストとしてはかなり楽になりました。フィルターやブラシも耐久性があるので、頻繁に交換が必要になることはないです。長く使うほど経済的にお得になっていく構造が、家計を管理する主婦的にはうれしいポイントです。
3ヶ月使ってわかった、ロボット掃除機が変えてくれる「暮らしの空気感」
使い始めて1週間は、正直「ちゃんと掃除できてるのかな」と毎回確認していました。走行後に床を触ってみたり、後ろをついて歩いてみたり(笑)。でも確認するたびに「あ、ちゃんときれいだ」という体験が積み重なって、1週間後には完全に信頼して任せられるようになっていました。
今の使い方は、平日は毎朝子どもたちを送り出してすぐにスタートさせています。帰宅するころには床が整っているので、疲れて帰ってきたときに「床が散らかってる……」というがっかり感がありません。週末は水拭きも組み合わせてリセット。特にダイニングはこの水拭きで週のベタベタ感が一気に解消されます。
想定外だったのは、自然と床に物を置かなくなったことです。「デーくんが通れるように」という意識が家族全員に生まれて、床にバッグを置きっぱなしにしない、コードはまとめる、子どもの荷物は棚に片付ける、という習慣が気づいたら定着していました。部屋が散らかりにくくなって、ロボット掃除機が間接的に整理整頓の習慣まで作ってくれた、というのは本当に想定外の嬉しい副産物でした。
子どもたちの反応も予想以上で、「デーくんが来た!」と走り回る姿が毎朝の微笑ましい光景になっています。名前をつけてあげると家族の一員みたいになって、なんか愛着がわくんですよね。掃除が義務感のある作業じゃなくて、日常の一部として自然に溶け込んでいる感覚。その変化が、使い始めて一番よかったことかもしれません。
こんなお家には相性バツグン!間取り・環境別に見てみます
1Kや1LDKのコンパクトな部屋との相性は最高だと思います。部屋が少ない分マッピングも早く終わるし、一度の清掃でほぼ全体をカバーできます。「狭い部屋にロボット掃除機は大げさかな」と思う方もいるかもしれませんが、むしろ狭い部屋こそ毎日こまめに清掃できるメリットが大きいです。
子どもがいるご家庭との相性は、うちが証明済みです(笑)。毎日のように発生する食べこぼしや砂の持ち込み、落とし物……その全部を毎日自動で吸ってくれる存在は、子育て中の家庭の強い味方です。ただ、おもちゃが床に散乱しているとロボットが詰まったり止まったりするので、「デーくんが来る前に片付けよう」という声かけが子どもの片付け習慣にもつながっています。一石二鳥です。
ペットや長い髪の家族がいるご家庭とも相性がいいです。抜け毛が毎日大量に出る環境でも、毎日こまめに吸引してくれるので床がいつも清潔に保たれます。ZeroTangle構造のおかげでブラシへの絡まりも以前より少なく、お手入れの手間が減っています。
一方で、脚の多い椅子がたくさんある部屋や、床にいつもコードが散らかっている環境は少し工夫が必要です。ダイニングの椅子をテーブルの上に上げてから掃除させるか、最初に侵入禁止エリアを広めに設定するか、どちらかの対策を取ることで接触の頻度は大きく減ります。毛足の長いラグが多い部屋も、引っかかりやすいので注意が必要です。
こんな失敗をしました。同じ轍を踏まないでほしいので正直に話します
使い始めてしばらくはいくつか失敗もありました。同じ経験をしてほしくないので、正直に書いておきます。
まず「黒い棚にぶつかる問題」。うちのテレビ台が黒くて、そこに何度も軽くぶつかっていました。センサーが黒い色を認識しにくいという特性があるようで、最初はこれがストレスでした。解決策は侵入禁止エリアを実際の家具サイズよりも一回り大きく設定すること。これをやったら接触がほぼなくなりました。
次に「コードを巻き込んでしまった問題」。子どもの充電器のコードが床を這っていて、それを巻き込んでしまったことがあります。対策としてコードをケーブルボックスにまとめたら、それ以来そのトラブルはゼロです。ロボット掃除機を導入するついでに、家中のコード整理をするいい機会だと思うといいかもしれません。
「ステーションに帰れなくなった問題」もありました。最初にステーションをソファの横に置いたのですが、前方の空きスペースが足りなくて、帰還するたびにうろうろしていました。ステーションの場所を前方が開けた壁際に変えたら、すっとスムーズに帰るようになりました。設置場所、本当に大事です。
模様替えをした後、マップがズレるようになったこともありました。アプリからマップを削除して再マッピングしたら解決しました。大きく家具を動かした後はマップのリセットを忘れずに。
お手入れはどのくらいかかる?ズボラ主婦の正直レポート
「ロボット掃除機って買ったらメンテナンスが大変そう」というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、正直そんなことはないです。主なお手入れはブラシの清掃、フィルターの掃除、水拭きモップの洗浄の3つ。
ブラシとフィルターは1〜2週間に一度が目安です。アプリが「そろそろお手入れしてね」と通知してくれるので、忘れることがありません。ブラシに絡まった毛を取って、フィルターを軽くはたくだけ。慣れたら5分もかかりません。部品の取り外しも爪で外せるくらい簡単なので、機械が苦手な方でも安心です。
水拭きモップは使った日は毎回洗います。軽く押し洗いするだけで汚れは落ちます。洗ったあとはしっかり乾かしてから戻すのが大事で、湿ったままにするとニオイの原因になります。最初は「毎回洗うの面倒かな」と思ったのですが、脱着がとても簡単なのでそれほど手間は感じていません。
紙パックの購入が不要なのが長く使う上でとても助かります。以前のロボット掃除機では「また紙パック切らした!」ということがよくあったので、そのストレスがなくなったのが地味にうれしいです。フィルターやブラシの交換も数ヶ月〜半年以上は持つので、維持費がほとんどかかりません。
他のモデルと比べてどうなの?同シリーズ・他社との違いを整理します
同じN20シリーズの中では、上位のN20 MAXというモデルがあります。障害物回避の精度やセンサーの性能が強化されていて、より細かい環境でもスムーズに動くとされています。脚の多い椅子や複雑な間取りへのこだわりがある方には上位モデルを検討する価値がありますが、日常の掃除が中心であればN20 PRO PLUSで十分すぎると感じています。価格差を考えると、PRO PLUSのコストパフォーマンスが際立ちます。
ルンバを代表とする他社モデルと比較したとき、N20 PRO PLUSの強みのひとつが紙パック不要の集塵方式です。ルンバシリーズの多くは定期的な紙パックの購入が必要で、毎日使う家庭では地味にコストがかさみます。N20 PRO PLUSはサイクロン式なのでその費用がゼロ。長く使えば使うほど差が出てくるポイントです。
旧DEEBOTから乗り換えた方に聞くと、マッピングの精度、吸引力、アプリの操作性すべてが向上しているとの声が多いです。4〜5年以上前のモデルを使い続けているなら、買い替えで体感する快適さの向上はかなり大きいと思います。
買う前にこれだけ確認しておいて。後悔しないためのチェックリスト
せっかく買うなら失敗してほしくないので、購入前に確認してほしいことをまとめます。
まず床の環境です。段差の高さ、ラグの厚み、家具の脚の形状を事前に把握しておきましょう。20mm以内の段差は乗り越えられますが、それ以上の段差や毛足の長いカーペットは引っかかりやすいです。気になる場所は進入禁止エリアに設定する前提で考えておくと安心です。
Wi-Fi環境の確認も必ず。2.4GHz帯が有効になっているかをルーターの設定画面で確認してください。「なんで接続できないんだろう」と悩む前に、ここを最初にチェックしておくと初期設定のストレスがかなり減ります。
ステーションの設置スペースも確認が必要です。壁際に置く場合、左右30センチ程度、前方1メートル前後の空きスペースがあるか確認してください。スペースが足りないと帰還が不安定になります。
そして何より、買うタイミングです。セール時の3万円台と定価の7万円では、満足度が大きく変わります。大型セールのスケジュールを事前にチェックして、価格推移を見ながら狙いを定めて購入することを強くおすすめします。
最後に。掃除好き主婦が本音で伝えたいこと
3ヶ月使ってきて思うのは、DEEBOT N20 PRO PLUSは「完璧な掃除機」ではないけれど、「暮らしを変えてくれる家電」だということです。床の隅が完璧にきれいになるかというと、正直そうじゃない部分もあります。でも、毎日自動で動いて、帰ってきたら床が整っていて、ゴミ捨ても自動で、さらに水拭きまでやってくれる。この「毎日の積み重ね」が、掃除に使っていた時間と気力を確実に解放してくれます。
特に子育て中は、「掃除したいのにできない」という状況が毎日続きます。そのモヤモヤが少しずつ積み重なると、思った以上に消耗するんですよね。ロボット掃除機があることで、その消耗がなくなる。それだけで、家での時間の質が変わってきます。
セール時の3万円台を狙って手に入れることができれば、コスパとして文句なしです。定価で購入するなら同価格帯のモデルと比較してから決めるのがおすすめです。一番は、「欲しい!」と思ったときに価格をこまめにチェックして、自分が納得できる金額で手に入れること。その一台が、毎日の暮らしを少し豊かにしてくれると思います。
掃除好きの主婦が言うんだから、信じてもらえると思います(笑)。ぜひ試してみてください!

