Amazonだけでなく楽天でも売れているVETESAというパソコンメーカーがあります。
前はノートパソコンを主力商品として展開していましたが、最近ではノートパソコン以外にも一体型PCという、PCディスプレイにPC本体を組み込んだモデルを多く出しているブランドでもあります。
ですが、このVETESAは謎に包まれているので、今回はVETESAがどこの国の会社なのか調査してみました。
また、VETESA一体型PCは買いなのかどうかを一台ピックアップしてレビューします。
こちらは関西電力が運営している中古PCメーカーで、しっかり製品選定をされているのが特徴です。
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VETESAパソコンはどこの国の会社?
VETESAブランドは恐らく「べテサ」と読みます。
販売元はTech Onlineというストアで、このストアの所在地が中国の蘇州市にありました。
結論として中国企業なのですが、もう少し調べていくと日本法人も設立しているようです。
その証拠に、『蘇和 株式会社』という会社がヒット。
この『蘇和 株式会社』は日本国内において下図の通り、『VETESA』で商標を取得している会社でもありました。
出願における代理人は東京都中央区にある国際特許事務所。
また、上記の『蘇和 株式会社』とは別に権利者として『SenLi Technology (Shenzhen) Co., Ltd.』という中国のメーカーも参画していました。
同一会社というよりかは一緒にビジネスをしている会社のようですね。
『蘇和 株式会社』の代表者は中国の方のようなので、そこと照らし合わせると、中国メーカーの日本法人、日本ブランドがVETESAである可能性が高いです。
VETESAの読み方は何て読む?
VETESAで、「べテサ」と読みます。
ヴェテサではありません。
VETESA一体型PCをレビュー♪
それでは、ここでVETESAの一体型PCを一つレビューします。
今回レビューするのは、Amazonで販売されている下記のスペックの22型ディスプレイ搭載の一体型PCです。
上記で気を付けていただきたいポイントとしては、CPUです。
CPUにはデスクトップタイプとノートパソコンタイプのCPUが用意されていて、デスクトップタイプの方がパワーがあると言われています。
ですが、上記スペック表から、また販売ページを見てもCPUがデスクトップ用なのかノートパソコン用なのか分からないようになっています。
また上記VETESA一体型PCは中古と書かれていないことから、恐らく新品として出品していますが、現在、第二世代のCoreシリーズが新品で卸されているのかは甚だ疑問です。
もしかしたら、中古で仕入れてきたCPUを移植している可能性も否定できません。
また、CPUが第二世代ということ自体、使えなくはないのですが、今では低スペックと言っても良い分類になります。
私個人としては、VETESAも良いかもしれませんが、関西電力グループが運営するPC NEXTという中古PCメーカーの方がおススメです。
こちらも同じくらいの価格帯で、上記したVETESAのCPUよりも上位のCPUを搭載したモデルを取り使っています。
従って、平たく言うと、PC NEXTのパソコンは中古だけど性能面では段違いに良いということです。
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また、VETESAの一体型PCではMicrosoft officeが付属してきますが、これ自体単体で3万円ほどする高価なツールです。
それがついて4万円台というのは収支が合わないんですよ。
この点は気を付けていただきたい点です。
もう一点、OSにWindows11が入っていますが、第二世代のCPUはWindows11の対象外です。
したがって、無理やりOSをねじ込んだ可能性も否定できません。
これに伴う動作不良等についてはサポートしてくれない可能性があるので気を付けましょう。
VETESA一体型PCのメモリについて
VETESA一体型PCのメモリは8GB搭載されているので及第点と言えます。
普段使いであれば8GBあれば必要十分です。
もう少し凝った使い方をしたいという場合には16GBが必須になってきますが、web検索や動画の視聴、簡単なExcelやwordの使用というレベルであれば、あえて16GBの搭載モデルを買わなくても問題ありません。
従って、メモリ面は普段使いに必要な用件を満たしています。
VETESAのSSD容量はどう?
VETESAのSSDは最低でも256GBあるので、動画の保存などにしなければ十分使える容量です。
またデスクトップやCドライブに保存せずクラウドに保存するようにすれば、少ないSSD容量でもしっかりパソコンを使えます。
ですが、やはりVETESAパソコンを効果的に使うには最低でも256GBは必要だと思っています。
使っているうちにアプリケーションは増えていきますし、そこそこ、つまり最低256GBないと長く使っていくうちに容量がいっぱいになってしまう可能性があります。
もちろん外付けのHDDなど外部記憶領域やクラウドを活用することで効率的に使っていくことができます。
VETESA一体型のメリット
一体型PCはまだそこまで一般的ではないのかなという印象です。
Appleが出しているiMacが一番メジャーですが、Windows系パソコンでは大手メーカーの参入も少なく、現在の主流はノートパソコンに偏っている傾向にあります。
その点、VETESAは一体型PCを多く出している点は着眼点が面白いなと感じました。
VETESA一体型PCなら通常のデスクトップPCと違い、本体とディスプレイが一体になっているので机で場所を取らないというメリットがあります。
省スペースで大画面を堪能したいなら一体型PCという選択肢はアリです。
やはりノートパソコンはコンパクトで便利なのは確かなのですが、コンパクト過ぎて物足りなくなる部分もあります。
特に14インチサイズだと画面が小さいので、動画を見るとき没入感に物足りなさを感じます。
やはり、画面はそこそこ大きめな方が使いやすいんですよね。
私は仕事柄、Macbook Airも使いますが、こちらは13.6インチを使っています。
またデスクトップ用は28インチを使っているので作業時のギャップを感じやすい環境にいます。
やはり、複数のファイルを展開するなら画面サイズが大きい方が良いです。
反対に、画面は一つしか開かないというのであれば14インチのノートパソコンでも全然OKです。
用途ごとに使う画面サイズを選びましょう。
VETESAノートパソコンの口コミ・評判をレビュー♪
それでは、VETESAノートパソコンの口コミ・評判を見ていきましょう。
ツールを入れて作業するので、今までノートパソコンでは読み込みが遅くてイライラしてました。
思いっきって買い替えをする事にしました。
サクサク動くのでイライラしなくて済みました。
引用元:Amazon”VETESA一体型PC”より
こちらのレビュアーさんはかなり古めのノートパソコンを使っていたように見受けられます。
現在のノートパソコンであれば、SSDというストレージを使っているので読み込みの遅さにイライラすることはありません。
VETESA一体型PCもSSDタイプを使っているので起動などが早いのは使いやすく便利です。
スタイリッシュなデザインでキーボード、マウス、オフィス付きでこの値段は良いと思います。
使い始めたばかりなので、長く使えるように、大事に使おうと思います。
引用元:Amazon”VETESA一体型PC”より
このVETESA一体型PCにはマウスとキーボードが付属してきます。
そのため、VETESA一体型PCを買うだけで、パソコンに必要なアクセサリー含め全てが揃うので、買ったら電源を付けるだけでOKという手軽さが魅力です。
ディスプレイのデザインもベゼル(フレーム)が小さく、没入感を上げてくれる仕様になっています。
画質もFHDなので動画を見るのに過不足はないでしょう。
VETESAパソコンはどこの国の会社?VETESA一体型PCの評判・口コミをレビュー♪まとめ
今回は、VETESAがどこの国の会社なのか調査しました。
VETESAは日本に法人を持っている会社ではあるものの、中国との繋がりが非常に深いと思われる会社です。
個人的にはバックに中国企業がついているのではないかと思っているのですが、もしかしたら代表の中国の方が個人的繋がりを上手く使って、一人でここまで大きなブランドにしたのかもしれません。
VETESAは昔はノートパソコンを多く出していましたが、今では一体型PCなど手広く扱っています。
コスパが良いのは型落ちモデルを使っているからです。
ここを受け入れられるなら買うのもありです。
こちらは関西電力が運営している中古PCメーカーで、しっかり製品選定をされているのが特徴です。
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