- 正直に言うと、最初は夫に「またそんな高い家電……」って顔をされました
- 子育て家庭のキッチン、生ゴミ問題は思った以上に深刻です
- そもそもReencle Primeって何者?「土になる」ってどういうこと?
- スペックチェックは買う前の必修科目です
- 開封して設置して、使い始めるまでの流れ
- 実際に使ってみて一番驚いたのは「無音」でした
- 「臭い」の正直なところを話します
- 1週間後、1ヶ月後の変化を時系列で紹介します
- いろんなものを入れてみた。ガチ検証レポート
- ガーデニング好きが大興奮した「処理後の土」の話
- 夏と冬で使い方が少し変わります
- 使っている人たちの声もチェックしました
- 乾燥式・コンポスト・ディスポーザー、何が違うの?
- お金の話、正直にします
- これだけは買う前に絶対確認してほしいこと
- 結局、誰に一番おすすめしたいか
- まとめ。買って後悔なし、でも事前確認だけはしっかりと
正直に言うと、最初は夫に「またそんな高い家電……」って顔をされました
家電が大好きで、新しいものを見かけるとつい調べてしまう、二児の母です。お掃除グッズもガーデニング用品も気になったらとりあえず試してみるタイプなので、家族からは「また買ったの?」とよく言われます(笑)。
そんな私がReencle Primeを買ったのは、去年の夏真っ盛りのある夜のことでした。夕飯に焼き魚を作って、後片付けも終わって、さあ一息……と思ったら、キッチンのゴミ箱からとんでもない臭いが漂ってきたんです。「ゴミの日まであと2日もあるじゃん……」と絶望しながら消臭剤をスプレーして、その場をそそくさと離れました。
ソファに座ってスマホを開いて、なんとなく「生ゴミ 臭い 対策」と検索して……気づいたら深夜1時まで生ゴミ処理機を調べ続けていました。家電オタクの悪い癖ですね。そして翌朝には購入ボタンを押していました。
使い始めて3ヶ月。結論から言うと、「もっと早く買えばよかった」と心から思っています。でも、買う前に知っておきたかったことも正直いくつかあります。この記事では、掃除好き&ガーデニング好きな主婦目線で、リアルな使用感をたっぷりお伝えします。ぜひ最後まで読んでみてください。
子育て家庭のキッチン、生ゴミ問題は思った以上に深刻です
子どもがいると、毎日の食事作りは本当に大変です。野菜をたくさん使うから皮やへたが大量に出るし、子どもの食べ残しもあるし、お弁当を作る日は朝から大量の食材くずが出る。そのたびにゴミ袋がどんどんふくらんでいきます。
特に夏は地獄でした。午前中に調理した残りが、夕方にはもう臭い始める。ゴミ箱を開けるたびにコバエが飛び出してきそうな気配があって、「触りたくない……」という気持ちになってしまう。キッチンをきれいに保ちたいのに、ゴミ箱周りだけどうしても気になってしまう、あの感じ。
ペットを飼っているお家はさらに大変だと思います。わが家はうさぎがいるので、ペット関係のゴミはまた別の悩みもありました。フンを袋に入れてゴミ箱に捨てても、やっぱり臭いは気になりますよね。ゴミの日までの数日間、ゴミ箱のそばを通るたびに微妙な気分になっていました。
こういう悩みを持っている方に、Reencle Primeはかなりぴったりだと思います。
そもそもReencle Primeって何者?「土になる」ってどういうこと?
家電好きとしてはまず仕組みが気になりました。ひとことで言うと「微生物の力と乾燥機能を組み合わせたハイブリッド式」の生ゴミ処理機です。
生ゴミ処理機には大きく分けて3タイプあります。ヒーターで熱をかけて水分を飛ばす「乾燥式」、微生物の力でじっくり分解する「バイオ式」、そしてその両方の良さを合わせた「ハイブリッド式」。乾燥式は処理が早い半面、電気をたくさん使う。バイオ式は省エネだけど時間と手間がかかる。ハイブリッド式はそのいいとこ取り、というわけです。
「土になる」というのは、微生物が生ゴミをどんどん分解していった結果、最終的に土のような状態になるということ。数日かけて野菜くずや食べ残しが少しずつ姿を消して、サラサラとした土っぽいものに変わっていきます。ガーデニング好きの私にとって「これはプランターに使えるじゃん!」とテンションが上がった瞬間でした。これについては後でもう少し詳しくお伝えします。
臭い対策は4段階の仕組みで行われていて、バイオフレーク・TiO2酸化触媒フィルター・活性炭フィルター・UV-C脱臭装置が組み合わさっています。ひとつのフィルターだけに頼るのではなく、段階的に臭い成分を分解・吸着していく構造なので、室内に置いても排気の臭いが広がりにくい設計になっています。この仕組みを知ったとき、「本格的だな」と感じました。
スペックチェックは買う前の必修科目です
家電オタクとしては、スペックは必ず確認します。いくつかポイントをまとめておきます。
処理容量は1日最大1.7kgで、4人家族の1日分の生ゴミにだいたい対応できる量です。ただし「1.7kgまとめてドサッと入れる」使い方ではなく、調理のたびにこまめに少しずつ投入するスタイルが正解です。まな板で野菜を切ったら、その都度ポイっと入れる感じ。この習慣さえ身につけば、容量の心配はほぼなくなります。
消費電力は52W。これは冷蔵庫よりも小さい数値で、乾燥式の処理機と比べると圧倒的に省エネです。24時間フル稼働しても月の電気代は1,000円前後(1kWhあたり30円計算)という計算になります。正直、最初はこれが信じられなくて、自分でワットチェッカーを当てて確認してしまいました。結果は、本当にカタログ通りの低消費電力でした。家電の数値と実測値がこんなに一致するのって、ちょっと気持ちいいんですよね。
サイズは幅約30cm・高さ約46cm。横幅はそこまで気にならないですが、フタを開けると高さが約73cmになる点には要注意です。これを買う前にちゃんと確認していなくて、設置場所を慌てて変更することになったのは反省点でした。吊り戸棚の下に置こうとしている方は、必ずメジャーで測ってからにしてください。「フタが当たって開けられない」という状況になると、毎日じわじわストレスが溜まります。
開封して設置して、使い始めるまでの流れ
届いた箱を開けると、本体とバイオフレーク(微生物が含まれた素材)が入っています。バイオフレークを内部にセットして、コンセントを挿す。それだけです。工事も専門知識も不要で、本当にシンプルでした。
最初の24時間は「空運転」といって、生ゴミを入れずにそのまま動かします。内部の微生物が安定して働けるよう、環境を整えるための時間です。「早く使いたい!」という気持ちをぐっと抑えて、翌日まで待ちます。
フタはセンサー式で、手を近づけるだけでパカッと開きます。これが地味に便利で、料理中に両手がふさがっていても開けられるし、手が汚れていても問題ない。子どもの世話をしながらキッチンに立つことが多い私にとって、「片手操作できる」って本当に助かります。
実際に使ってみて一番驚いたのは「無音」でした
購入前に一番心配していたのが音でした。「処理機って、なんかブイーンって音がずっとするんじゃないの?」と思っていたんですよね。子どもが寝た後もキッチンを使うことがあるし、夜中に大きな音がしたら困ります。
使い始めてすぐ、拍子抜けするくらい静かでびっくりしました。「本当に動いてる?」と思って何度もランプを確認したくらいです。夜中にキッチンを通っても、稼働音が気になったことは一度もありません。「25db以下」というカタログの数値、最初は「どうせ誇張でしょ」と疑っていましたが、これは本当でした。
掃除機を使っている最中よりも、洗濯機の脱水中よりも、冷蔵庫のコンプレッサーが動く音よりも静かです。集合住宅に住んでいる方でも安心して使えると思います。
「臭い」の正直なところを話します
臭いについては、本当に個人差があると思うので、できるだけ具体的にお伝えします。
まず通常使用中、キッチンに漂うような臭いはまったくといっていいほどありません。本体から排気臭が漏れてくる感じもなく、リビングとつながったオープンキッチンに置いていても気になりませんでした。
ただ、フタを開けた瞬間だけ、少しにおいがします。「発酵っぽい」という感じで、ぬか床か堆肥の近くにいるような香りです。腐っている臭いとは全然違います。コンポストを使ったことがある方なら「ああ、あの感じ」とすぐわかると思います。最初は「うっ」となったんですが、慣れてくると「ちゃんと分解されてる証拠だな」と思えるようになりました。フタをすぐ閉めれば部屋に残ることもないので、日常使いで困る場面はほとんどありませんでした。
万が一、強い臭いが出てきたときは、一度に入れる量を減らして内部が落ち着くのを待てば大体改善します。投入量が多すぎたり、油っこいものをまとめて入れたりすると、一時的にバランスが崩れることがあるので注意が必要です。
1週間後、1ヶ月後の変化を時系列で紹介します
使い始めて1週間ほどで、料理中の行動パターンがガラッと変わりました。玉ねぎの皮、人参のへた、ブロッコリーの芯……まな板で出たものをそのままポイっと投入する流れが当たり前になって、「あとでゴミ袋に移す」という手順が消えました。子どもの食べ残しも、お皿から直接入れられるので後片付けがすごく楽になりました。
1ヶ月経つと、ゴミ袋の消費量が目に見えて減りました。以前は週に3〜4袋は出ていた燃えるゴミが、1〜2袋で済むようになってきました。ゴミ出しに行く回数が減ったことで、朝の忙しい時間帯に少し余裕が生まれた感じがします。「ゴミ袋がまだあるから、今日は出さなくていいや」という選択肢が増えたのも地味に嬉しいです。
3ヶ月後の今は、もうこれがない生活を想像できなくなっています。生ゴミを気にしながら料理するストレスが消えて、キッチンに立つのが前より好きになりました。
いろんなものを入れてみた。ガチ検証レポート
家電好きとしては、スペックの限界も試したくなります。実際に入れてみたものと結果をまとめます。
野菜の皮やへた類は問題なしです。キャベツの芯も、大根の皮も、翌日にはもうぐにゃっとなっています。卵の殻は細かく割ってから入れると処理が速い印象でした。子どもがお弁当を食べてきた後の残りもそのまま入れられるのが助かります。
魚の骨については、少し細かくしてから入れるのがおすすめです。大きなままだと時間がかかりますが、砕いてから投入すると数日で目立たなくなりました。お味噌汁の残りや汁物は一度にたくさん入れると水分過多になることがあるので、他の生ゴミと一緒に少しずつ加えるのがコツです。
プラスチックや金属、猫砂など無機物系のものは絶対に入れてはいけません。分解されないどころか、内部を傷める原因になります。大量の油が付いたものや、洗剤が残っているものも避けたほうが安全です。貝殻や硬い骨はちょっとだけなら大丈夫ですが、一度にまとめて入れるのはNG。これさえ守れば、日常的な生ゴミはほぼ何でも対応できます。
ガーデニング好きが大興奮した「処理後の土」の話
ここからは特に私が感動したポイントです。
数日〜1週間ほど分解が進むと、本体の中にサラサラとした土のようなものが少しずつたまってきます。触ってみると、ふわっとした質感で、生ゴミだったとは思えないほど。これが「コンポスト」そのものなんです。
プランターの土に混ぜてみたところ、野菜もハーブもすごく元気に育ちました。特にバジルとミニトマトの成長が明らかに違う気がして、こればかりはテンションが上がりました。生ゴミが最終的に植物の栄養になって、その植物でまた料理する……キッチンとガーデニングがつながる感覚、何かとても豊かな気持ちになります。
再利用しない場合は普通に燃えるゴミとして捨てられるので、ガーデニングをしていない方でも問題ありません。でももし少しでもプランターを育てているなら、ぜひ試してみてほしいです。市販のコンポストを買う必要がなくなるかもしれません。
夏と冬で使い方が少し変わります
夏は「こまめに入れること」が鉄則です。気温が高いと生ゴミの腐敗も内部の発酵も進みやすくなるので、一度にまとめて大量投入するよりも、調理のたびに少しずつ入れるほうが安定します。夏場は特に、生ゴミをゴミ箱に一時保管する必要がなくなるだけで、キッチンの環境がガラッと変わります。コバエが一匹も出なかった夏を初めて経験できました。
冬は内部が乾燥しやすくなります。暖房をよくつける家庭だと特に顕著で、微生物が働くのに必要な水分が不足して、分解スピードが落ちることがあります。中の状態を時々確認して、乾燥気味だなと感じたら少量の水を加えるだけで改善します。難しいことはなくて、ちょっと気にかけてあげるだけでOKです。
北海道などの寒冷地でも問題なく使えているというユーザーの声が多くあります。室内使用が前提なので、外気温よりも室温のほうが大事です。
使っている人たちの声もチェックしました
購入前にいろんな口コミを読み漁ったので、まとめてお伝えします。多くの方が「静かさに驚いた」「生活が変わった」という感想を残していて、「もっと早く買えばよかった」という声が本当に多かったです。乾燥式の処理機を使っていた方が乗り換えて、静音性の違いに感動するケースが多いようです。
一方で、「価格が高い」という声は確かにあります。これは否定できません。家族の人数が多いご家庭からは「もう少し容量があればよかった」という意見も。操作パネルのLEDが夜間に明るく感じるというコメントもちらほら見かけました。実際、わが家も最初は気になったので、置き場所を少し調整しました。
総合的に見ると、10点中8〜9点という評価をしているユーザーが多く、満足度は高い製品だと感じます。価格に対して納得できるかどうかが、評価の分かれ目になっているのは確かです。
乾燥式・コンポスト・ディスポーザー、何が違うの?
家電好きとしてはちゃんと比較しておきたいです。
乾燥式は処理が速いのが強みですが、稼働音が大きめで電気代もかかります。「短時間で終わらせたい」という方には向いていますが、騒音と電気代がネックという声は多いです。Reencle Primeは処理に時間はかかりますが、静かで省エネ。毎日継続して使う前提なら、トータルで見てReencleのほうが負担が少ない印象です。
ベランダコンポストは電気代ゼロが魅力ですが、かき混ぜや水分管理、虫対策など手間が必要です。私もかつてコンポストをやっていましたが、夏の虫問題で挫折しました。Reencle Primeは室内で完結するので、天気も虫も関係なし。ズボラな方でも続けやすいのが強みです。
ディスポーザーは設置工事が必要で、マンションでは管理規約的に使えないことも多い。Reencle Primeはコンセントさえあればどこにでも置けるので、賃貸でも気軽に使えます。
お金の話、正直にします
消費電力52Wで1ヶ月フル稼働した場合の電気代は、月に1,000円前後(1kWhあたり30円で計算)です。乾燥式の処理機と比べると大幅に安く、冷蔵庫や洗濯乾燥機と比べてもかなり小さい数字です。毎日使う家電としては、ランニングコストの心配が少ない部類に入ります。
ただ本体価格は決して安くないので、購入前に長期的なコストを計算しておくことをおすすめします。電気代に加えて、バイオフレークの定期的な補充費用もかかります。5年間使う前提でトータルコストを計算して、「それだけ払っても快適さを手に入れたい」と思えるかどうかが判断の軸になります。
絶対に確認してほしいのが、自治体の助成金制度です。多くの市区町村が生ゴミ処理機の購入に対して補助金を出していて、数千円〜数万円が戻ってくるケースがあります。わが家もこれを使いました。住んでいる市区町村の公式サイトで「生ゴミ処理機 助成金」と検索するだけで出てきます。ただし年度ごとに予算が決まっていて先着順のことが多いので、気になった方は早めに動いてください。申請に必要な書類(領収書や保証書のコピーなど)も決まっていることが多いので、購入前に一度流れを確認しておくのがベストです。
これだけは買う前に絶対確認してほしいこと
同じ失敗をしてほしくないので、チェックポイントをお伝えします。
まず絶対に設置場所の高さを測ってください。本体の高さは約46cmですが、フタを開けると約73cmになります。私は最初に置こうとしていた吊り戸棚の下がちょうど72cmで、フタがぶつかって使えないことが発覚しました。横幅30cmというコンパクトさに目が行きがちですが、上方向のスペースの確保が一番重要です。
次に、自分の家から出る生ゴミの量を一度意識してみてください。外食が多くてほとんど自炊しないご家庭と、毎日しっかり料理するご家庭とでは、出るゴミの量が全然違います。1日最大1.7kgという容量が自分の家庭に合っているかどうか、購入前にざっくりイメージしておくと安心です。
最後に、値段への覚悟です。本体価格・電気代・消耗品費用を合わせた長期コストを計算したうえで「これは払える、払う価値がある」と思えるかどうか、正直に自分に問いかけてみてください。「毎年夏に生ゴミの臭いで憂鬱になっている」とか「ゴミ出しが本当に嫌い」という方は、費用対効果を感じやすいと思います。
結局、誰に一番おすすめしたいか
3ヶ月使った私が特に「これは合うな」と思うのは、子育て中で毎日自炊する方、夏場のキッチンの臭いやコバエに毎年悩んでいる方、ガーデニングや家庭菜園をやっている方、そして騒音に敏感な方(赤ちゃんがいる家庭など)です。
逆に、外食やテイクアウト中心で生ゴミがほとんど出ない方や、初期コストをできるだけ抑えたい方には、正直オーバースペックになる可能性があります。すでにベランダコンポストをうまく回せている方も、あえて乗り換える必要はないかもしれません。
まとめ。買って後悔なし、でも事前確認だけはしっかりと
Reencle Primeを使って変わったことを一言で表すなら、「キッチンがストレスの場所じゃなくなった」です。
臭いを気にしながら料理していた夏が、懐かしいくらいになりました。生ゴミが処理されて最終的に土になって、その土がプランターのバジルを育てる——こういう小さな循環が日常の中に生まれたことが、家電好きでガーデニング好きな私にとってはとても豊かな変化に感じています。
価格は安くないし、設置場所の確認など事前準備は必要です。でも、「毎日使う道具が暮らしを快適にしてくれる」という感覚は、家電を買うときの一番の醍醐味だと思うので、気になっている方にはぜひ一歩踏み出してみてほしいです。
まず自治体の助成金を調べて、設置予定場所の高さをメジャーで測る。それだけで購入判断がかなりクリアになります。迷っている方の背中を少しでも押せていたら嬉しいです。

