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乳母車とベビーカー・バギーの違いは何?乳母車はおばあちゃんが押すもの?

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乳母車と聞くとどうしても昔のものというイメージが強くありますよね。

ですが実際には乳母車もベビーカーもバギーも言葉の違いだけで、どのタイプを指すという厳密な定義はありません。

では、おばあちゃんが押して歩いている小型のカートのようなもの、あれも乳母車というのでしょうか。

イメージの違いが大きい乳母車とベビーカー・バギーですが、実際はどのようなものがあるのか紹介していきます。

目次

乳母車とベビーカー・バギーの違いは何?

乳母車とベビーカー・バギーは実際に大きな違いはなく言葉の違いだけです。

乳母車と聞いてイメージしやすいのは木製でバケット型の4つのタイヤがついているものだと思います。

ベビーカー・バギーも一般的なベビーカーとほぼ同じ作りです。

ただb型のベビーカーをより簡素化したようなもので、リクライニング機能が付いていないものがほとんどです。そのため価格も安いものが多いのが特徴的です。

乳母車の読み方と由来

乳母車(うばぐるま)と読み、乳児を乗せる手押し車のことで諸説ありますが母に代わって育児をする乳母が押していたことが由来で、母に代わってあやす乳母のような存在だからだと言われています。

昔から使われていたもので、言葉の由来も赤ちゃんにとって優しいものですね。

昔から日本で使われている言葉なので私はどことなく愛着がわき、ベビーカーという表現よりも好きです。

ベビーカーの由来

ベビーカーとは、乳児を乗せる手押し車の事で英語の『baby』と『car』を組み合わせた和製英語になります。

『赤ちゃんを乗せている車』だから『ベビーカー』というのはストレートで分かりやすい表現になっていますね。

日本人なら誰でもすぐにベビーカーを連想できるので簡単ですよね。

もし海外で『ベビーカー』と言ってしまっても和製英語のため伝えることが出来ません。

ベビーカーを伝えるにはアメリカ英語で『stroller(ストローラー)』と言いましょう。

バギーの由来

バギーとはイギルス英語でベビーカーの事を指します。アメリカ英語では乳母車の事を意味しています。

バギーの由来については、1773年に「4つの車輪と2人乗りの軽快な馬車」という意味から生まれた言葉だそうです。

言葉は違いますが3つの言葉は同じものを指しています。

私はバギーという言葉はあまり聞きなれずベビーカーを連想させるのがなかなか難しいと感じました。

今の方の感覚だとバギーの方がしっくりくるのかもしれませんね。

乳母車はおばあちゃんが押すもの?

乳母車と聞くと昔に使われていたものというイメージが強くあるせいか、おばあちゃんが押すものと感じてしまうかもしれません。

また、おばあちゃんが良く道で押して歩いている小型のカートのようなものを乳母車だと思っている人もいるでしょう。

ですがあれは乳母車ではなく、シルバーカートと言って年配者の歩行の補助や荷物を運ぶのに使うものです。

昔、乳母車を押していたのがおばあちゃんだった説

『乳母車』と言われるようになった理由の一つと考えられているものには、乳母車の由来にある通り、母に代わって育児をする乳母が押していたからなんてものもあります。

それならば、母に代わって育児をしていたおばあちゃんが乳母車を押していた場面もあるはずです。

日本では1867年から使われていたと言われ古くから愛用されていたのが分かります。

乳母車の形状も4つのタイヤが付いていて、カゴの高さも低いためおばあちゃんでも押しやすいですよね。

おばあちゃんがずっと赤ちゃんを抱っこして面倒を見るのは大変です。

ですが乳母車なら力が弱くても簡単に移動が出来そうです。

赤ちゃんを乗せる乳母車と、現代でもおばあちゃんが押している小型のカートのようなシルバーカートは形状がよく似ています。

そのため乳母車はおばあちゃんが使うものというイメージが強くなっているのかもしれませんね。

乳母車はレトロな表現?そとも死語?

やはり乳母車と聞くとレトロなイメージが強いですよね。

実際に私の周りでは乳母車と表現しているママ友はいませんでした。

まず、乳母車とベビーカーは別物だという認識が強くあるようです。

調べてみると実際に大きな違いはなく言葉の違いだけでした。

乳母車と聞くと木製のバケット型のものというイメージが強くありますよね。

私は木製のバケット型のものはお店で見たことがなく、昔のもというイメージがやはり強くあります。

ママ友と話している時も乳母車という表現が出てくることはなく、乳母車と伝えると木製のものをイメージしてしまうそうです。

お店に並んでいる商品をみてもすべてベビーカーと書いてありますもんね。

私の母やおばあちゃん達はベビーカーよりも乳母車という言葉の方が親しみやすく、ものをイメージしやすいのか今でも使っている言葉です。

平成生まれのママ友はベビーカーと表現をして、それ以前に生まれたママ友はまだ乳母車という言葉を使っている人もいるようです。

乳母車とベビーカーは別物という認識も強く、最近ではあまり乳母車と聞くことはありません。それを踏まえるともう死語と考えてもよさそうです。

乳母車とベビーカー・バギーの違いは何?乳母車はおばあちゃんが押すもの?まとめ

乳母車・ベビーカー・バギーには大きな違いはなく言葉の違いだけでした。

現代ではベビーカーという言葉が浸透し、乳母車という言葉はめったに聞くことはなくなってきました。

私は乳母車と聞くとなぜか自然と気持ちが暖かくなるような気がしていました。

『乳母車』という言葉が全く使われなくなってくると、なんだか切ない気持ちになってきてしまいます。

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この記事を書いた人

大学時代、PCのオンラインゲームをプレイするようになり、そこからパソコンやガジェットの世界に興味を持つようになる。大卒後、法律事務所にて一般事務からパソコン設定等のファシリテーション業務をこなし勤務していたが、結婚を期にすっぱりと辞め専業主婦に。現在、子育てをしながらパソコンブログ『ユイログ』を運営中。ITパスポート合格、使ってるPC構成はGALLERIAのAMD Ryzen 5 2600、GEFORCE GTX1650SUPER、メモリ8GB、SSD512GB。限られた予算内でやりくり中だが、現在、上位PCへの買い替えのため奮闘中。

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