三輪ベビーカーは四輪のものより安定性があり、でこぼこ道や段差を楽に進むことが出来ます。
ですがその分重く作られており、ママ・パパが1人で持ち上げるには大変です。
安定性を重視しすぎて重いベビーカーを買ったものの使いこなせなくて後悔した…
なんてことのないように、後悔しないようにしっかりと検討しましょう(四輪ベビーカーでも同じ)。
また、三輪ベビーカーは実は後悔するかもしれないので、その点も検討材料として確認しておきましょう。
重いベビーカーは後悔する?
三輪ベビーカーは、四輪ベビーカーよりも安定性がある分重い傾向にあり、三輪ベビーカーは8~10kgほどの重さがあります。
ちょっと重めの事務用の椅子といった重さでしょうか。
ママ・パパが1人の時だと車へ乗せたり、下ろしたりが大変です。
電車・バスの乗降時も大変かもしれません。
三輪ベビーカーはサイズも大きくなっているため狭い路地など生活環境によっては使いにくく、購入してから後悔してしまうかもしれません。
本当に三輪ベビーカーでなければいけないのか?
4輪の軽量型の通常のバギーやベビーカーではダメなのか?
こういった点も再度検討してみてください。
6kgのベビーカーは重い?
四輪ベビーカーですともっと軽いものも存在していますが、三輪ベビーカーで6kgならば軽い方です。
6kgと聞いてもなかなか想像しづらいですよね。
スーパーで販売されているお米の中くらいのサイズが5㎏になります。
その重さとほぼ同じで、サイズがベビーカーの方が大きい分体感はもう少し軽く感じるはずです。
ベビーカーを車で運ぶ機会が多いのであれば6kg前後のものを選ぶとママ・パパが1人の時も運ぶことが出来るはずです。
また、ベビーカーだけの重さではなく、子どもの体重や荷物を載せればその分重くなってきます。
ベビーカーの重さだけを考えるのではなく子どもの体重の事も合わせて考えてあげるといいですよ。
8kgのベビーカーは重い?
三輪ベビーカーならば平均的な重さになってきますが、四輪ベビーカーの中で比べると重くなってきます。
8kgになるともうママ・パパが1人で持ち運びをするにはかなり大変になってきます。
車など高さがある所に運ぶにはかなり体力を使うことになります。
ベビーカーの保管場所が玄関先でエレベーターがないアパートなどの二階だと階段を使うことになります。
使う頻度が高いのであれば家の外に運ぶだけでも大変そうと思えるはずです。
生活環境によっては軽いベビーカーを選ぶといいですよ。
我が家は現在、1階にあるのですが、1階のエントランスに3段ほどの階段があります。
こういった細かい部分にも着目して、軽いベビーカーが良いのか重いベビーカーでも良いのかを選びましょう。
例えば、私ならお買い物帰りなら赤ちゃんの重さ+ベビーカーの重さ+お買い物の重さを抱えてこの3段を乗り越えなければなりません。
また、2階にお住まいなら、最終的にはベビーカーを持って上階へ上がらなければなりません。
このように住んでいる場所や行動次第でたった2kgの重さと言えども生活のしやすさが変わってきます。
自分の生活を犠牲にしてでも赤ちゃんにとって快適・安全と言えるようなベビーカーにすべきなのか、しっかり吟味したいところです。
ベビーカーの重さの目安はどのくらい?
ベビーカーを持ち運びする機会が多いのであれば重くても6kgまでがママ・パパだけでも持ち上げることが出来る重さだと思います。
軽量の物でも安定感があるものは数多くあります。
持ち運ぶ機会が少ないのであれば8kgほどの、少し重みはありますが、しっかりとした安定感のあるベビーカーがおすすめです。
もし、「うちの子は落ちつきなさそうだからな」と最初から思うのであれば、多少生活スタイルを犠牲にしてでも重めのベビーカーにして対策を立てておくのも良いですし、一度違う重さのベビーカーをレンタルして使ってみるのも良いですよ。
三輪ベビーカーは後悔するかも!?
メリットがある分もちろんデメリットもあります。
三輪ベビーカーは生活環境や使用頻度を考え、自分たちや赤ちゃんの生活スタイルにあったメリットがあるのかしっかり考えましょう。
生活環境に合わないとせっかく購入してもメリットを受けることができず、後悔することになります。
三輪ベビーカーのメリット
三輪ベービーカの一番のメリットは安定性です。
公園へ遊ぶに行くと、でこぼこした道や段差が多くあります。
こういったデコボコ道を毎回子どもを乗せたまま持ち上げるのは大変です。
ゴム製のタイヤを採用しているベビーカーなら、多少のでこぼこ道でも衝撃を吸収してくれます。
子どもも乗り心地がいいと思いますよ。
眠っている時に衝撃が来ると起きてしまいますし、ぐずって泣いてしまいますよね。
気持ちよさそうに眠っているのを起こすのはかわいそうです。
また、三輪ベビーカーならばタイヤも大きくなっていて数センチぐらいの段差ならば楽に超えることもできます。
子どもを乗せたままベビーカーを持ち上げるのはパパであっても大変です。
ママ・パパが1人の時や、公園へのちょっとした散歩でも段差は必ずあります。
そんな日々のなかで段差を楽に超えられるのはとても便利です。
三輪ベビーカーは前輪が一輪になっており操作しやすくなっています。
四輪ベビーカーだと「小回りが利かない」「カーブがうまく曲がれない」なんて声も聞きます。
四輪の場合ですと、前輪が砂利などで双方違う方向を向いてしまい進行方向をしっかりと向いてくれず、ちぐはぐしてしまうからです。
ですが三輪ベビーカーならば進行方向をしっかりと向いてくれるため走行しやすくなります。
三輪ベビーカーのデメリット
メリットがある分どうしてもデメリットはあります。
まず四輪ベビーカーよりも幅があり大きくなっています。
これは安定性を出すためでしょうね。
また、走行性や操作性を重視しているため重くもなっています。
成長して体重が増えてきた子どもを乗せたままベビーカーを持ち上げるのは少し大変です。
いくら段差を越えやすく操作性がいいと言っても、必ず子どもを乗せたままベビーカーを持ち上げる機会は訪れます。
その時のことは覚悟しておきましょう。
最後に私が一番デメリットに感じるのは対面式の三輪ベビーカーが少ないことです。
赤ちゃんのうちは常に表情などをみて体調の変化を確認したいものです。
ミルクを飲んだ後などはゲップをしただけでも吐いてしまうことがあります。
ほっておくと口の周りが荒れてしまったり、服が濡れていると冬場は寒くなり風邪をひいてしまうこともあります。
少しでも早く赤ちゃんの様子が分かる対面式ベビーカーがないのは一番のデメリットに感じます。
ベビーカーの使用頻度はどのくらい?
生活環境によってベビーカーの使用頻度は変わってきますよね。
駅近の場合ですと徒歩で移動する機会が多いですよね。
スーパーに買い物に出すだけでも徒歩ならばベビーカーを使用する頻度は高くなり、平日だけで3日は使うでしょう。
徒歩の移動が多い場合抱っこ紐だけだと、肩が痛くなったりと意外と大変です。
買い物やお散歩などを考えるとほぼ毎日使うことになります。
郊外など車での移動が多い場合は、少しの買い物ならばスーパーに置いてある赤ちゃん用のカートを利用したり抱っこ紐を使う機会も増えるので状況に応じてベビーカーの使用頻度は下がってきます。
日常的なお買い物程度なら時間もあまりかからずベビーカーを使用しないことが多いでしょう。
それならば週に2・3日の使用になりますね。
ただ、毎日散歩に連れて行ってあげる場合には駅近にしろ郊外にしろ、ベビーカーの使用頻度に差はなくなってくるという点には注意が必要です。
重いベビーカーは後悔する?三輪ベビーカーも実は後悔するかもしれないので要注意!まとめ
三輪ベビーカーにするとしても通常の四輪ベビーカーにするにしても、周りの環境や生活スタイルに合わせたベビーカーを選ぶことが大切です。
三輪ベビーカーもメリットが大きい分、重量があったりと使い方によっては後悔するかもしれません。
出産予定日よりも数か月前から余裕をもって、お店の店員さんや先輩ママ・パパたちに意見を聞いて、自分たちに合ったベビーカーを検討していきましょう。
場合によっては、私の知人のように、一度ベビーカーをレンタルして使い勝手を試してみると、失敗・後悔がなくなりますよ。